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3年生向けの情報

研究室の研究内容については研究室紹介のページに譲り、ここでは学部4年生の特別研究について説明します。

過去三年分の特別研究の資料を抜粋して載せています。
研究室を選ぶ際の参考になれば幸いです。

これ以外に年次報告書(かなり研究の詳しいことが書いてありますが)もありますので参考にしてください。

特研生として
  1. 研究室の一員としてみなされます(準会員的な感じです)。
  2. 研究室の行事(速報、セミナーなど)に参加することができます。
    強制はされませんので、講義に出たり勉強したり自由に過ごすことができます。
  3. 机と椅子が1人に1組ずつ割り当てられますが、人数によっては2人で1組になるかもしれません。
    机と椅子は有限個しかないので、院生が詰まっているとパウリブロッキングによって4年生が弾き飛ばされるというような感じです。(決して疎外しているわけではありませんよ)
  4. パソコンが割り当てられます。現在ノートパソコンが5台あり、OSはWindows Vistaです。
  5. 思い出のピース


とある日の風景(2005.4.26)

研究室の雰囲気
研究室に実際来るのが一番よいでしょう。いつでも自由に来てください。
お昼くらいには、院生またはスタッフがお弁当(お菓子?)を食べていたり、コーヒーを飲んでいたりします。この時間が一番気が抜けている時間かもしれません。


お茶部屋での一幕



特別研究について

2014年度

研究課題:
場の理論とハドロン物理
担当:
八尋正信 教授
回数:
週2回、午後から2時間程度。
受講条件:
量子力学I、U、Vの単位を修得し、内容の習熟していることが望ましい。
内容:
ハドロン物理は、「場の理論」を基礎理論としている。しかし、場の理論は難解である。 この難解さを克服する秘訣は、量子力学の復習をしながら場の理論の初歩をじっくりと理解することにある。 そのため、教科書として、ストーリーが分かりやすい「場の量子論」(坂井典祐著、裳華房)と具体的計算法が明記してある「演習 場の量子論」(柏太郎著、サイエンス社)を併用する。 また、量子力学の復習を適宜行う。
教科書:「場の量子論」(坂井典祐著、裳華房)、「演習 場の量子論」(柏太郎著、サイエンス社)
前期は週一回、上記の教科書を学生+教員で輪講を行う。 このとき、担当者は十分に内容を把握し、その内容のレジュメを作って発表する。 これによって、内容を読破し整理する力、人に説明する力が要請される。 また、週一回、学生だけで教科書の内容を自由討論し、問題などに挑戦する。 これによって、議論する能力が養成される。
後期は、ハドロン物理、原子核構造論、原子核反応論のゼミをそれぞれ三カ月間行う。 八尋、清水、松本と一緒に、具体的課題を決めて研究の初歩を体験し、研究の醍醐味を経験する。 また、その課題に必要な基礎理論を学習してゆく。 最後に、一年間の研究成果を研究室のメンバーの前で発表する。ただし、卒業論文は課さない。

2013年度

研究課題:
コンピュータを用いた原子核物理超入門
担当:
松本琢磨 助教
目的:
コンピュータを用いて原子核反応の記述を行い, その結果を分析することによって量子力学の理解を深めることを目的とする。 また原子核の基本的な性質についてもその計算を通じて理解していく。 最終的には宇宙や星の中で起きている核反応, 原子核実験で測定されたデータの解析を自分自身の作成したプログラムで行えるようになることを目指す。
具体的な内容:
こちらで用意した原子核研究の初歩をまとめたテキストに従って進めていく。 そのなかでプログラムの作成, グラフの作成等の課題があるので, その結果や成果を毎週一度報告する形をとる。 テキスト前半の課題では, 基本的なプログラムはこちらで用意してあるので, その中を少し書き換える形で, 後半から自分自身でプログラムを組んでいくことになる(プログラム言語はFortranを使用)。 これと並行して, 週に1度学生たちのみで量子力学の初歩的な教科書の輪講を行う。 こちらに関しては, 教科書の選定などは学生に任せる。 学生同士で自由に議論し, 上記の研究と連動させることにより, 量子力学の内容を確実に身につけることを目指す。
後期の研究に関しては, 八尋・清水・松本のいずれかの指導の下, 原子核理論(ハドロン物理を含む)のさらに進んだ内容を学習あるいは研究する。
卒論は課さない。 ただし, 年度末に研究室内で研究総合報告会を開催する予定である。
その他:
この特別研究では, 実際に原子核構造, 反応の研究の初歩を体験する形であるので, 研究室を拠点として真剣にテーマに取り組む姿勢が必須となります。 学生各人に机とノートパソコンが割り当てられるのでそちらを利用して研究を進め, また周りにいる先輩方にアドバイスをもらい, "研究を行う"という雰囲気を味わってほしいと思います。

2012年度

研究課題:
教科書「素粒子・原子核物理入門」の輪講
担当:
清水良文 准教授
内容:
上記の教科書
「素粒子・原子核物理入門」(B.ポップ、K.リーツ、C.ショルツ、F.サッチャ著、柴田 利明訳(スプリンガー・フェアラーク東京、1997)
の輪講を行う。この教科書はドイツのハイデルベルグ大学の学部 3年後期の原子核物理学・素粒子物理学の講義に基づいて書かれたものであり、この分野を深く学ぶ学生のために必要な基礎知識を伝えることを主たる目的にしている。現在までに得られた素粒子・原子核物理学の重要な知見がかなり手際良くまとめられており、将来必ずしも原子核物理学の研究を行なわない人にとっても、その知見は基礎的素養として将来的にも役立つだろう。また、現代物理学の最先端の香りに触れるという面でも十分興味深い教科書になっていると思われる。
回数・進め方など:
最低毎週2回(1回は教員と学生、もう1回は学生のみで)集まって討論を行なう輪講形式で学習を進めて行く。この時、一人が発表者となって教科書の担当部分の内容を説明し、それに対して全員が質問等をして理解を深める。
前期は以上のような教科書の輪講によって、原子核物理(ハドロン物理を含む)の基本的なところを勉強するが、後期は学生の希望に応じて、より深い原子核物理の学習に進む予定である。なお、前期の教科書の輪講は責任者の清水が担当するが、後期はテーマに応じて研究室の全教官(八尋、清水、松本)で指導を行なう。
卒業論文の執筆は課さないが、一年間の最後には前期・後期で学習した内容をまとめて、研究室内で成果発表を行なうことを予定している。
過去の特別研究情報

卒業後の進路
博士課程卒業生の多くは、各地の大学の教員、国立共同研究所のスタッフになっている。

博士課程進学でない修士課程の卒業生の場合は、原子核理論の研究とは直接関係ない分野に就職している。その就職先は多方面に渡っている。例えば、企業の研究所・研究部門、国家公務員の研究職、新聞記者(科学関係の担当)、ソフトウエアの会社の開発部門、などである。

特研生のほとんどは九大その他の大学院に進学している。
連絡先

九州大学理学部理論核物理研究室
〒819-0395 福岡市西区元岡744
TEL 092-802-4101 (内線 8072)
FAX 092-802-4107 (代表 要宛名)

   Nuclear Theory Group, Department of Physics, Kyushu University