九大研究会 -格子QCDと現象論模型による有限温度・有限密度の物理の解明-

日時

2015年2月19日(木) 13:00 から 18:00 (予定)まで

場所

九州大学箱崎キャンパス 理学部 物理第三講義室 (理学部 2 号館 2 階 2249 室, キャンパスマップの46番にあります)


アクセス方法
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　　地下鉄箱崎九大前から理学部へ：徒歩8分 　　　　 JR箱崎駅から理学部へ：徒歩17分

九大周辺のお食事どころ
学内には, 生協・食堂があります. 理系は理農食堂・中央食堂があります（ キャンパスマップの 18番が中央食堂, 65番が理農食堂).
また, 九大周辺には, 楽市街道, ボックスタウン, 正門周辺, 貝塚周辺 など多くのお店があります.

趣旨

本研究会の目的は, 格子QCD分野で活躍されている方々をお招きし, 有限温度・有限密度領域におけるQCD物性について理解を深めることにあります. また, 最近の格子QCD計算結果を現象論模型で理解できるかについて議論します.

世話人

高橋 純一・石井 優大・八尋 正信（九大院理）

懇親会

研究会終了後、今後の交流に向けた意見交換の場として、懇親会を予定しています.

プログラム

2月19日(木) 13:00-18:00
    13:00-13:05 趣旨説明

【座長：石井 優大（九州大学）】
    13:05-14:05 「厳密な中心対称性を持つ Nf = 3 QCD の有限温度相転移の解析と Wilson flowによる熱力学量の測定」 伊藤 悦子（KEK）
    14:05-14:40 「Color-screened gluon and quark at finite density in the SU(2) lattice」 斎藤 卓也（高知大学）
    14:40-15:15 「格子QCDによるクォーク数密度の算出とhadron resonance gas模型によるバリオン質量の決定の可能性について」 高橋 純一（九州大学）

    15:15-15:45 （休憩）

【座長：高橋 純一（九州大学）】
    15:45-16:25 「EPNJL模型を用いた中間子遮蔽質量の導出」 石井 優大（九州大学）
    16:25-16:45 「有効模型に基づくQCD相図の高密度領域の解析」 管野 淳平（九州大学）
    16:45-17:20 「カノニカル法による格子QCD有限密度相転移現象への挑戦」 谷口 裕介 (筑波大学）
    17:20-17:55 「Lee-Yang zero distribution of high temperature QCD and Roberge-Weiss phase transition」 永田 桂太郎（KEK）

    17:55-18:00 総括