九大原子核セミナー

九州大学の原子核理論と原子核実験の共同開催のセミナー

第898回九大原子核セミナー

2012年5月25日(金) 16:30

講師:松本 琢磨 氏 (九州大学)

演題:
離散化チャネル結合法による不安定核分解反応の解析と核データ評価への応用

場所:理学部 物理大学院講義室(理学部2号館2階2263室)


概要:
離散化チャネル結合(CDCC)法は不安定核分解反応の解析に良く用いられ、最も信頼性のある方法の1つである。当初、CDCC法は3体反応系(入射核が2体に分解)の解析方法として提案され、現在では入射核が3体に分解する、標的核まで含めた4体系への拡張にも成功している。本講演では、これまで行ってきたCDCC法による不安定核分解反応の解析の結果について、さらにCDCC法の工学分野への応用の1つである、原子核反応データ評価について報告する。

q898.pdf
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